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プログラム

世の中をFinTechが席巻しています。テクノロジーの進化が既存の金融サービスのあり方を覆し、様々な新しい金融サービスが生まれようとしています。その一方で金融業界は、いかにFinTechと向き合い社内の態勢整備を行うべきか、いかに自社のサービス展開を図っていくべきかという問題と直面しています。本フォーラムは、FinTechというひとつのテーマを、行政の取り組みや、アジア各国の先進事例、法規制の動向といった多様な切り口で有識者の方にご講演いただき、金融機関の皆様に最新の情報をお届けするフォーラムでございます。本フォーラムが、金融機関各社様の、FinTech活用を通じた競争力強化の一助となれば幸いです。

2016年7月8日(金)

13:30
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14:10
1. 【基調講演】 FinTechの活性化に向けた金融庁の取り組みと今後の課題
金融庁
総務企画局 企画課 信用制度参事官室
企画官
神田 潤一 氏
「FinTech」と呼ばれる金融・ITの融合の動きが金融の将来的な姿を大きく変えていく可能性がある中、金融庁では、イノベーションの推進と制度面の課題への対応を強化しています。本セミナーでは、5月に成立した銀行法等の改正法案の内容、その後設立した「決済高度化官民推進会議」、「フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議」の背景にある問題意識のほか、今後の法制に関する検討の方向性について紹介します。
14:10
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15:00
2. ITの発展がもたらす金融ビジネスへの影響
有限責任 あずさ監査法人 金融事業部
シニアマネージャー
保木 健次 氏
情報技術(IT)の発展は、金融ビジネスを取り巻く環境を大きく変化させています。1つは、FinTechと呼ばれる金融とテクノロジーが融合して起こったイノベーションによって生じる変化であり、もう1つは、ITの発展が社会や経済活動を大きく変化させていくなかで金融分野において生じる変化です。本講演では、ITの発展が起こす変化が金融機関ビジネスモデルに与える影響について考察します。
15:00
コーヒーブレイク (20分間)
15:20
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16:10
3. アジアパシフィック各国のFinTechビジネス概況と、日本における次の打ち手
KPMGコンサルティング株式会社
シニアマネージャー
工藤 雄玄 氏
KPMGグローバルにおいて、FinTechに関する各国の市場や投資状況の調査結果を発表させていただきました。今回は、その調査結果に基づいて、アジアパシフィックにおける各国のFinTechビジネスの状況や最新の動向をご紹介します。また、各国の動きを参考に改めて日本のFinTechの動きを振り返り、日本として今後取り組むべきFinTechビジネスに必要となるポイントを解説します。
16:10
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17:00
4. FinTechをとりまく法規制の最新動向
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
パートナー 弁護士
本間 正人 氏
ビジネスモデルは大きく異なるとしても、金融サービスの提供である以上、FinTechも伝統的な金融規制を受けます。他方、情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律の成立、諸外国におけるFinTechに対応する制度の導入をはじめとして、FinTechの推進を目的とした法制度が導入され、FinTechをとりまく法環境は変化しています。そこで、FinTechに関連する法制度を俯瞰しつつ、最新の法環境についてご説明したいと思います。
本フォーラムは受付を終了しました。
多数のお申込み、ありがとうございました。
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