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プログラム

AML(マネー・ローンダリング対策)は、国際社会において極めて重要な課題であり、そのなかで金融機関が果たすべき役割は非常に大きなものとなっています。本フォーラムでは、業界全体を主導して取り組みを進める金融庁による基調講演をはじめ、先進企業各社による先行事例の紹介や考察、国家としての取り組みを牽引する警察庁による特別講演等、豊富なプログラムを通じてAMLと金融規制の現状とこれからを紐解きます。

2017年9月21日(木)

13:30
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14:10
金融機関におけるAML/CFTの現状と課題 〜金融モニタリングを通じて〜
基調講演

金融庁 検査局 総務課
法令遵守等モニタリングチーム長
マネーロンダリングモニタリング監理官代理
検査企画官
香月 真治 氏
金融庁では、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与への対応を強化すべく、近年取り組みを進めています。本セッションでは、AML/CFTモニタリングのこれまでの取り組みについて今一度整理をしたうえで、その結果を共有するとともに、FATF第4次対日相互審査も見据えた、今後のAML/CFTモニタリングの方向性等について解説をいたします。

(1) これまでのAML/CFTモニタリングとその結果
(2) これからのAML/CFTモニタリング
14:10
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15:00
グローバル金融業界におけるアンチマネーロンダリングのベストプラクティスと、次世代コンプライアンスの動向
オラクル・フィナンシャル・サービス・ソフトウエア
シニア・ディレクター
ドン・リュー 氏
世界の金融当局の最重要課題のひとつにマネーロンダリングが挙げられる中、金融機関が果たすべき役割と責務について取り上げます。また、AMLの実装の成否を分けるクリティカルポイント、たとえば中央集権型モデルと地域別連邦型モデルの選択などについて、海外先進事例と現場の最前線での経験に基づく考察をご紹介します。

(1) AML関連の規制対応上の課題
(2) グローバルな規制対応における先進実例
(3) 最新アプローチの採用: 機械学習、プロセス・オートメーション、AIなど
15:00
コーヒーブレイク (10分間)
15:10
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16:00
最近のAML/CFTを巡る動向とEYのサービス概要
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社
エグゼクティブディレクター
和家 泰彦 氏
シニアマネージャー
伏島 真樹 氏
最近のAML/CFTを巡る動向として、2014年から実施されているFATF第4次相互審査の実施状況、本年1月に施行された米国NYDFS規則(取引モニタリング/フィルタリング規則)等を解説するとともに、2019年秋に予定されている次期FATF対日相互審査に向けての準備等について考え方などを紹介します。また、この分野におけるRobotic Process Automation(RPA)などAML/CFTに関連する業務の自動化などEYのサービスについて紹介します。

(1) FATF第4次相互審査
(2) 米国NYDFS規則(取引モニタリング/フィルタリング規則)
(3) 第4次対日相互審査に向けて
(4) AML/CFT分野におけるEYのサービス概要
16:00
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16:30
SMBCにおけるAML/CFT分野でのRegTech導入の取組について
特別講演

株式会社三井住友銀行
総務部 AML金融犯罪対応室
AML企画グループ グループ長
辻本 哲平 氏
この数年、金融規制/コンプライアンス分野で議論されている テクノロジーの活用(いわゆるRegTech)に関して、 三井住友銀行のマネー・ローンダリング防止(AML)およびテロ資金供与対策(CFT)分野における取組・導入事例や、その過程で認識した留意点・課題などをご紹介します。

(1) RegTechをめぐる動きと議論の状況
(2) AML/CFT関連オペレーションにおけるテクノロジー活用の有効性
(3) SMBCでのRegTech導入の取組・導入事例
(4) 留意点・課題など
16:30
コーヒーブレイク (10分間)
16:40
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17:10
我が国におけるマネー・ローンダリング対策の現状と課題
特別講演

警察庁 刑事局
組織犯罪対策部 組織犯罪対策企画課
犯罪収益移転防止対策室長
K岩 操 氏
マネー・ローンダリング対策は、犯罪収益が、将来の犯罪活動や犯罪組織の維持・強化に使用され、組織的な犯罪及びテロリズムを助長することを防止するなどのために極めて重要です。これまで国際社会は、マネー・ローンダリングを防止し摘発するための制度を工夫し発展させ、連携してこれに対抗し、我が国も、国際社会と歩調を合わせて対策の強化を図ってきました。本セッションでは、その対策の現状と課題についてご説明します。
本フォーラムのお申込みは終了いたしました。
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